- Mysterious Entrepreneur Group
法人成りのメリット・デメリット、タイミングは?
起業家は、いつ、個人事業から法人に切り替えたほうがいいのか?
ベストなタイミングを知っているだろうか?
個人事業のまま億万長者になる人もいるが、上手に法人化して富を築いている人も多い。
法人にすることのメリット・デメリット、それから“法人成り”のタイミングについてまで、2名の起業家が考察してくれた。
◆報告(1)
法人化のメリットとデメリット。
早速色々なサイトを調べました。
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・法人化のメリット
①節税対策になる
②有限責任にできる
③社会的信用力が上がる
④社会保険へ加入できる
⑤給与所得控除によって節税
⑥消費税の納付を2年間免除される
⑦生活費が経費になる
⑧事業承継できる
⑨家族に役員報酬を支払うことができる
⑩赤字を9年間繰り越すことができる
⑪生命保険を経費にできる
・法人化のデメリット
①赤字でも税金の支払いがある
②従業員の社会保険や労働保険の負担が発生
③会計や事務手続きなどが増える
④交際費が全額損金に参入できない
⑤設立の際に法人登記費用が必要
⑥経営者個人と法人のお金が区別される
⑦譲渡資産に不動産等の金額が含まれると所得税負担・登記費用が大きくなる
⑧税務調査が入りやすい
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メリットもデメリットも色々な項目があり
これだけでは法人化するべきかどうか
パッと見て分かりにくいのですが
法人化によってメリットを得ることになるか?
デメリットを被ることになるか?という境目は
利益にかかわることが理解できました。
お金の部分以外で見て法人化する大きなメリットは
やはり「社会的信用」を得られることだと思います。
銀行からの融資獲得の際にも関わることですし
対法人相手のビジネスをおこなうのであれば
社会的信用を得られることで取引相手として見てもらえて
法人化の恩恵を得られるかもしれませんね。
※インボイス制度が始まるので
対法人相手のビジネスをするのであれば
法人化しておくことが有利に働くかもしれませんね。
・インボイス制度ってどんな制度?影響を受ける免税事業者がやるべきことも解説
https://www.saisoncard.co.jp/credictionary/bussinesscard/article076.html
・インボイス制度とは?フリーランスや個人にも消費税が発生する?
https://is.gd/0iW4ud ※短縮しています。
この報告を通して、法人化するのがいいのかどうか
その瞬間瞬間の状況で変化するのだと感じました。
法人化のメリットとデメリットを頭に入れつつ
納得できるタイミングで法人化を考えます。
このような機会を頂戴しありがとうございます。
以上になります。
お読みいただき
ありがとうございます。
執筆者:たまりひとし( https://naturalholiday.jp/simplelife/ )
◆報告(2)
【「法人成り」6つのメリットと4つのデメリット】
https://www.dreamgate.gr.jp/contents/column/incorporation-merit-demerit
法人化(法人成り):個人事業主が事業を引き継いで、株式会社や合同会社を設立すること
《メリット》
・役員報酬に対して給与所得控除が適応できるため、節税できる
・消費税の納付を2年間免除できる
・生活費が経費になる
・社会的信用度が上がる
・有限責任になる
・事業が継承できる
《デメリット》
・会計や税務関係の事務的な負担が増える
・設立時に法人登記費用がかかる
(株式会社は20 〜25万円、合同会社は10万円程度)
・事業が赤字でも、法人住民税の均等割の支払い義務がある(年間7万円程度)
・従業員の社会保険や労働保険の費用が発生する
所得が800万を超えたあたりから所得税よりも法人税の方が下回るため、個人事業主としてはじめ、その後法人化して1人社長となり、会社が大きくなるタイミングで従業員を増やすのが最適だと考えられます。
まずは個人事業主として始めた事業を軌道に乗せ、適切なタイミングで法人化していきます。
お読みいただきありがとうございました。