Mysterious Entrepreneur Group
強者の戦略、弱者の戦略、どちらを使う?
強者の戦略、弱者の戦略。
これらの言葉を読み、あなたは何を思い浮かべたか?
ランチェスター戦略を思い浮かべた方は、勉強熱心な方だ。知識の点では有利と言える。
しかし、知っているはずなのに間違うのが人間だ。強者の戦略と弱者の戦略を知っていて、その正しい使い方も知っているのに、現実では間違ったことをしてしまう。
あなたが間違いを避けるために、今回、「強者の戦略を弱者が真似ると、どうなるのか?」というテーマで4名の起業家に考察してもらった。
◆報告(1)
強者の戦略を弱者が真似ると、どうなるのか?
強者と弱者の状況に大きな違いがあるので
強者の戦略を弱者が真似ると、効果が出ないと思います。
少し具体的に考えてみると
大企業のようにネームバリューの力で推し進める戦略を
ネームバリューのない小企業が真似しても効果が出ない。
大企業のように多くの顧客を抱える状況でおこなう戦略を
顧客数が圧倒的に違う個人が真似しても効果が出ない。
大企業のように潤沢な資本を活用する戦略を真似しても
小企業では資本も足りず真似さえもできない。
自分たちの状況を踏まえたうえで
効果が出る戦略を考える必要があると感じます。
今の自分のビジネスの戦略を見返しますと
『半分は正しく半分は間違っている』と思います。
新規流入につながっている状況が続いているので『半分は正しい』
でも、時代は変化していくので次の新たな1歩(新たな戦略)を
まだ踏み出せていないと感じるので『半分は間違っている』
今、効果が出ている戦略も時間の経過により
いきなり効果が出なくなってしまう。
社会の状況の変化にも影響しますし
お客様の嗜好の変化にも影響しますし
世間の流行にも影響する。
その変化を頭に入れつつ新たな戦略を練る必要がある。
それと、戦略は一つではなく複数持つことも必要なんだと
ここまで書いてきて気がつきました。
①時代が変化しても効果的な戦略
②時代の変化に対応する戦略
②だけしか持っていない状況だとすると
常に新しい戦略を意識しないといけないので
情勢を追うことに疲れてしまう可能性がある。
①の戦略を持っているだけで
心のゆとりが持てるような気がしますし
心のゆとりがある状況だからこそ「時代の変化」を
じっくりと見極めることができるのだと思います。
自分に合った①の戦略を、まずは獲得します。
ありがとうございます。
以上になります。
お読みいただき
ありがとうございます。
執筆者:たまりひとし
https://naturalholiday.jp/simplelife/
◆報告(2)
強者の戦略を弱者が真似ると、どうなるのか?
▫️強者の位置づけ 仮定
・資本がある
・集客力がある
・自己ブランド構築を達成している
・幅広い市場を独占又は確保している
上記4つを強者と仮定致しました。
▫️強者だから許される戦略
・薄利多売が可能となる
・リピーター層による結果が出やすい
・プロダクトアウトによる結果が出やすい
▫️弱者が行うと・・・
・薄利多売を行えば費用対効果が取れずのビジネス成長が遅くなる。手作業が多い場合は複数ビジネスを行う時間確保も難しくなる。
・強者には既にリピーターが存在していると考え、リピーターに対してクローズビジネスを行う事が可能になる。ファンが少ない場合にそもそも行う事が出来ない。
・自己のブランドが構築出来ていれば、売りたい商品の開発を実施し販売する事が可能となるが、無名の人間においては、需要を満たしていなければ売る事が難しい。
・強者と市場が重なれば売れる可能性が低い
▫️弱者が稼ぐためには
上記に記載した反対の行動やそうなる様に行動を取る様にしていく必要がある。
・薄利多売
⇒利益率が20パーセントから30パーセント以上取れるビジネスを行う又は付加価値をつける。
・リピーター
⇒商品品質の向上や真摯なお客様対応を行う
・プロダクトアウト
⇒マーケットインにてニーズに応える商品を作る
・幅広い市場
⇒ニッチな市場を狙う。
以上です。 お読み頂きありがとうございます。
執筆者:達
https://mobile.twitter.com/19880601t2
◆報告(3)
強者の戦略を弱者が真似ると、どうなるのか?
【マーケティング用語 弱者の戦略、強者の戦略】
https://www.jmrlsi.co.jp/knowledge/yougo/my05/my0530.html
【ランチェスター戦略 強者の5大戦法】
http://keiei-algorithm.com/?p=35
【弱者の戦略、強者の戦略がうまくいかないワケ】
https://organic-growth.biz/media/marketing/881.html
《弱者の戦略》 → 差別化戦略
①局地戦
→スキマやニッチ市場に特化し、トップ企業と戦う
②一騎打ち
→資源を集中させ、トップ企業と戦う
③接近戦
→強者に先んじて、顧客ニーズの把握やコミュニケーション強化をはかり、ヒット率を上げる
④一点集中
→攻撃目標をひとつに絞り、強者の弱点を重点的に攻める
⑤陽動作戦
→従来のパターン以外の展開にすることで、強者を出し抜く
《強者の戦略》 ミート戦略(追随戦略)
①広域戦
→広い範囲で戦うことで、弱者を局地戦に持ち込ませない
②確率戦
→弱者との1対1の戦いを避け、数で押さえ込む
③遠隔戦
→広告宣伝によって認知され、顧客と距離を置いて戦う
④総合主義
→持てる武器を総動員し、圧倒的な量で迎え撃つ
⑤誘導戦
→弱者の戦略に惑わされず、弱者を都合の良いように導く
ランチェスター戦略における「強者」は”市場における1位の企業のみ”であり、競業他社すべてが「弱者」となります。
自社が市場における1位の企業ではない場合は、範囲を広げずにターゲットを決め、顧客に寄り添い、狭い範囲で強者に勝つことを目的として行動する必要があります。
ターゲットを絞りきれていないと、必然的に強者の戦略を取っていることとなり、本物の強者にはいつまでたっても勝てないかと思います。
自分がしっかりとターゲットを絞って局地戦ができているか?顧客との距離を近くして、一点にのみ力をかけて戦っているか?を確認しながら進んでいきます。
お読みいただきありがとうございました。
◆報告(4)
強者の戦略を弱者が真似ると、どうなるのか?
強者の戦略を弱者が真似ると…
失敗する可能性が高まると考えます。
理由は、リソースの違いだと考えます。
強者が持っているリソース(資金・時間・人脈・情報など)と弱者が持っているリソースでは、
質も量も違うので、同じような戦略をそのまま使ってもうまくいかない場合が多いと考えます。
たとえば、ソフトバンクの孫さんの戦略を、一般の会社員の方が真似しようとすると、痛い目に遭うかもしれません。
資金で数兆円が動かせる経営者と、
毎月給与が決まっている会社員と
ではできることが変わっていきます。
また先日のソフトバンクの決算発表で、孫さんはソフトバンクは投資会社だとはっきり言っています。
上場している優良株への投資を行いながら、
未上場の株への分散した投資を行いながら、
会社を大きくできます。
しかし、動かせる資金に限りがある経営者にとって、
上場中の優良株への投資は、
ローリスクローリターン
未上場の優良株への投資は、
ハイリスクハイリターン
ですので、
理想的な投資は難しく、同じ戦略を取れないと考えます。
オススメは、
弱者から強者に変わった人の戦略を真似ること
ではないかと思います。
それも時間が経てば、スピードが命のビジネスの世界では、古びた戦略となっているかもしれません。
そのため、最強な方法は、弱者から強者になった人をメンターに持ち、継続して指導していただくことではないかと考えます。
同じように、“できなかった”ことを、”できる”に変えられた成功者をメンターに持ち、”できない”と思うあなた自身に的確な戦略のアドバイスをくれる人がいることが大事ではないでしょうか。
英語習得のメンターをお求めの方は、アカウントをフォローいただけると幸いです。
お読みいただきありがとうございます。
執筆者:RI
https://twitter.com/USenglishnative